コンピュテーショナルストレージの可能性【前編】

いまさら聞けない「コンピュテーショナルストレージ」とは? なぜ必要?

ストレージと演算処理機能を1つにまとめた「コンピュテーショナルストレージ」は、それぞれが独立していた従来のストレージシステムと何が違うのか。コンピュテーショナルストレージの概要を解説する。

 ストレージと演算処理は従来別々の機能だった。この2つの機能を1つにすれば、処理速度の向上を実現できるのではないか――。その構想を実現するのが「コンピュテーショナルストレージ」だ。

 記録媒体が変わり、容量が増えても、データストレージの核となる機能はここ何十年も変わっていない。1980年代に主流だったHDDや磁気テープは、一般的に今日のフラッシュストレージと同じ機能を果たし、アーキテクチャもほとんど変わらない。一方コンピュテーショナルストレージは、ストレージと演算処理へのアプローチの定義を変えることになる。では、どのようなメリットがあり、どのような課題が潜んでいるのか。

そもそもコンピュテーショナルストレージとは何か

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