生成AIで絶好調のサーバベンダー【前編】

高まる「クラウド不信」でサーバベンダーが“独り勝ち”の理由

生成AIに関心が集まる一方で、クラウドベンダーに自社のデータを渡すことを警戒している企業は珍しくない。生成AIの需要増から、サーバ業界に変化が起きている。

 テキストや画像を自動生成するAI(人工知能)技術「生成AI」(ジェネレーティブAI)や、さまざまな用途に活用できる汎用(はんよう)的なAIモデルである「基盤モデル」への注目が集まっている。こうした動きを背景に、複数のサーバベンダーの経営幹部が、「サーバ業界は転換点に立っている」と考えている。

 生成AIや機械学習で利用するサーバの需要は拡大している。ユーザー企業はAI関連の処理を高速化するGPU(グラフィックス処理装置)を搭載したHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用ハードウェアや、GPUを搭載したサーバ(以下、GPUサーバ)を求めるようになった。背景には、ユーザー企業がAI技術に関心を深めていることだけでなく、クラウドベンダーへの不信がある。

ユーザー企業が「クラウド」に抱く不信とは?

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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