攻撃がいつまでもやまない訳【後編】

ランサムウェア対策としての「生成AI」は有効なのか、無謀なのか

2023年に普及した生成AIを、セキュリティベンダーは次々に取り入れており、ランサムウェア攻撃に悩む組織も熱視線を注いでいる。だがこうした動きに警鐘を鳴らす専門家がいる。それはなぜか。

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃が広がる事態を受けて、組織はランサムウェア攻撃を受けることを前提にセキュリティ対策を講じるようになった。例えばバックアップのデータまでも標的とする攻撃への対策を強化し、ランサムウェア攻撃に対抗しようとしている。組織はそうした対策の一環で、画像や文章を生成するAI(人工知能)技術「生成AI」(ジェネレーティブAI)などのAI技術に期待を寄せ始めている。

 生成AIを活用した対策は一見有用に見えるが、問題点を指摘する専門家がいる。何が問題なのか。

ランサムウェア対策としての「生成AI」はどこまで使えるのか?

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