GoFetch攻撃の手口と対策【後編】

秘密鍵が盗まれる「Appleシリコンの脆弱性」は修正困難……苦肉の策とは?

Macから秘密鍵を盗み取る攻撃「GoFetch」は、SoC「M」シリーズの脆弱性を突くものだ。この脆弱性はマイクロアーキテクチャの欠陥に起因するため、簡単に修正する方法はないという。どのような対策があるのか。

 Appleのクライアントデバイス「Mac」用のSoC(統合型プロセッサ)「M」シリーズの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用し、秘密鍵を盗み取る攻撃手法「GoFetch」を、米国の学術研究グループが発表した。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(The University of Illinois Urbana-Champaign)の研究者らで構成する研究グループが、論文「GoFetch: Breaking Constant-Time Cryptographic Implementations Using Data Memory-Dependent Prefetchers」で報告したものだ。

 研究グループによると、GoFetchにつながる脆弱性はマイクロアーキテクチャ(マイクロプロセッサ内部の設計)の欠陥に由来するため、簡単に修正する方法はない。どのような対策があるのか。

GoFetchに対する“考えられる対策”とは

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