ブラックホールに要注意【前編】

ネットワークからパケットが消える「ブラックホール」はなぜ発生するのか?

強過ぎる重力によって、光でさえも飲み込むブラックホール。ネットワークにもデータを破棄するためのブラックホールがある。メリットもあるが、意図せず発生してしまうこともある。

 ブラックホールとは、強烈な引力で光などの物質を外に逃さない空間の領域のことだ。一度ブラックホールに入ったものは、二度と出ることができない。ブラックホールの概念をネットワークに置き換えた「ブラックホールルーティング」という技術がある。

 ネットワークのブラックホールに入り込んだパケット(伝送するデータを小分けにした単位)は目的地に到達することなく、追跡不能となる。企業はブラックホールルーティングを意図して使用することがあるが、さまざまな理由から、意図しないブラックホールルーティングが発生することもある。不本意なブラックホールルーティングはなぜ起こるのか。

意図しないブラックホールルーティングの原因とは

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