小規模言語モデル(SLM)が台頭【前編】

Microsoftが「スマホで使える小型AI」を開発した理由 なぜLLMでは駄目なのか?

Microsoftは小規模言語モデル(SLM)「Phi-3-mini」を2024年4月に発表した。開発に至った背景と、言語モデルの技術的な進展を解説する。

 大規模言語モデル(LLM)のパラメーター(学習に使用する変数)の規模が巨大化し、複雑な自然言語処理タスクにおいて驚異的な性能を発揮するようになった。その能力に期待が集まる一方で、企業の間では小規模言語モデル(SLM)への関心も広がっている。

 Microsoftは2024年4月、小規模言語モデル(SLM)の「Phi-3-mini」を発表した。MicrosoftがSLMの開発に至った背景や、Phi-3-miniに見られる技術的な進展を解説する。

MicrosoftはなぜLLMではなくSLM「Phi-3-mini」を開発したのか

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Antone Gonsalves
Antone Gonsalves

米TechTargetのニュースディレクター。United Press Internationalで編集記者としてのキャリアを開始。1990年代以降は、IT関連の情報を提供する『InformationWeek』、コンピュータ雑誌『Computer Reseller News』『PC Week』、サイバーセキュリティの情報を提供するWebサイト「CSOonline」などで執筆。通信社Bloombergでは記者としてスタートアップ企業分野を担当し、現在に至る。

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