「GPT-4o」を徹底解剖【後編】
「GPT-4o」の“すごい対話能力”が使える6つの方法はこれだ
2024年5月、OpenAIはLLM「GPT-4o」を発表した。エンドユーザーや企業は、このLLMをどこで利用できるのか。GPT-4oを使う方法を6つ紹介する。
2024年5月、OpenAIは大規模言語モデル(LLM)「GPT-4 Omni」(GPT-4o)を発表した。同社は主催イベント「Spring Updates」でGPT-4oと人間の音声対話デモを公開した。まるで人間と話しているかのようなGPT-4oの対話能力に関心が集まった。
GPT-4oを使いたいエンドユーザーや企業は、どのような方法でGPT-4oにアクセスできるのか。6つの方法を紹介する。
「GPT-4o」はどこで利用できる? 6つの方法はこれだ
併せて読みたいお薦め記事
連載:「GPT-4o」を徹底解剖
LLMの活用動向
GPT-4oを利用する方法として、大きく6つの選択肢がある。
1.ChatGPT
GPT-4oは、OpenAIのAIチャットbot「ChatGPT」のデフォルトLLMとして導入されている。ただし、無料ユーザーはメッセージの送受信数に制限がある他、画像やファイルアップロード、データ分析など、一部機能を利用できない。
2.ChatGPT Plus
ChatGPTの有償版「ChatGPT Plus」のユーザーは、無料ユーザーに課される制約は受けず、GPT-4oの全機能を使用できる。
3.API
開発者はOpenAIのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用してGPT-4oにアクセスできる。自社のアプリケーションにGPT-4oの機能を組み込み、さまざまなタスクに活用できる。
4.デスクトップアプリケーション
OpenAIは2023年5月、OS「Windows」搭載のPCやクライアントデバイス「Mac」向けに、デスクトップアプリケーションを配信する計画を発表した。GPT-4oも利用可能となる計画だ。
5.GPTs
「GPTs」(GPT Builder)は、ユーザーがGPTをカスタマイズし、特定のビジネスニーズに特化したGPTを作成できるサービスだ。作成したアプリケーションは、OpenAIのアプリケーションストア「GPT Store」で公開できる。
従来は有料版ユーザーのみ使用できたが、GPT-4oの登場と併せて、無料版ユーザーもGPTsの一部機能を利用できるようになった。
6.Azure OpenAI Service
Microsoftの「Azure OpenAI Studio」内で、GPT-4oの機能をプレビュー版で検証できる。Azure OpenAI Studioは、独自のAIツール(AI技術を活用したツール)を構築、検証、評価、デプロイ(展開)するためのツールだ。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社フィックスターズ] 組み込み開発特有の課題も解消できる「AI活用」の秘訣とは? -
事例
[株式会社ビザスク] 「新規事業」事例集:大手企業はどのように想定顧客ヒアリングを行っているのか -
市場調査・トレンド
[株式会社ビザスク] 質の高い「仮説検証インタビュー」を実施するためのポイント -
事例
[株式会社ビザスク] 富士フイルムの新領域参入に学ぶ事業創出 「畑違い」でもビジネス化できる方法 -
事例
[株式会社ビザスク] 三菱電機 上席執行役員に学ぶ、未来を切り開く「新事業創出」の実践方法
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
2
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
3
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
4
鹿島建設のDXを阻む「10年前のAWS」 安全性と自由度を両立したモダナイズ
-
5
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
6
「ネットワークインフラの現状と課題」に関するアンケート
-
7
「ITインフラとデータ保護・バックアップ対策」に関するアンケート
-
8
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
9
情報漏えいはなぜ繰り返されるのか 今すぐ見直すべき「境界」
-
10
【漫画付き】ひとり情シス協会が明かす、RAG導入でしくじる企業「2つの共通点」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
3
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
8
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー