ベクトルデータベースは何に役立つ?【後編】

“似ているもの”を探せる「ベクトルデータベース」が活躍する10個の用例

商品のレコメンドや画像認識といったシステムの性能を向上させるのが「ベクトルデータベース」だ。さまざまな業界での活用例から、ベクトルデータベースがどのようにビジネスを変えようとしているのかを読み解く。

 データを「意味」や「類似性」で扱える新しいデータベース技術が、AI(人工知能)時代のビジネスを変えようとしている。データを行と列で保持する「リレーショナルデータベース」が「完全一致」での検索を得意としていたのに対し、データの特徴を数値の並びに変換して保持する「ベクトルデータベース」は、さまざまな要素からデータの類似性を比較して見つけ出すことができる。この特徴は画像や文章、音声といった非構造化データで特に有効だ。

 画像や文章を自動生成するAI技術「生成AI」の発展とともに注目を集めるベクトルデータベースは、すでにさまざまな分野で活用が始まっている。具体的にどのような場面で真価を発揮するのか。代表的な10個の用例を見ていこう。

ベクトルデータベースの強みが生きる活用例10選

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