記録的な“身代金支払い額”の謎【前編】

身代金「100億円超え」 事件を語りたがらないランサムウェア被害者の正体

ランサムウェア集団Dark Angelsが、ある組織から100TBものデータを盗み出し、記録的な身代金を脅し取った。だが被害組織はその詳細を公表していない。さまざまな情報から推測する被害組織の正体とは。

 2024年初頭、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)集団Dark Angelsが米国の大手上場企業のシステムに不正アクセスし、100TBにも及ぶ企業データを盗み出した上、7500万ドル(約110億円)もの身代金を要求したことが発覚した。被害企業は巨額の支払いについても攻撃の全容についても公表していないが、セキュリティベンダーやセキュリティ研究者がさまざまな手掛かりから推測した内容を基に、被害組織と被害の全容を取り上げる。

事件に触れたがらない被害組織 その正体は?

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