VMを安全に使う【前編】

仮想マシンの“安全神話”「マルウェアに感染しない」は誤解だった?

仮想マシン(VM)はホストマシンから隔離されているため、「マルウェアに感染することはない」と考えがちだが、その認識は正しくない。その誤解を生みかねない、VMが比較的安全である理由は。

 IT管理者にとって仮想マシン(VM)は、日常の管理業務やテストを実行するために欠かせない。「ホストマシンから分離されている」というVMの特徴は、ホストマシンをマルウェアから保護する上で有効だ。ただしこの特徴を受けたIT管理者が、「VMはマルウェアに対して堅牢(けんろう)だ」と誤解してしまうことがある。

 本連載は、VMに存在するセキュリティリスクの種類、マルウェアへの感染のしやすさ、VMの安全確保方法といった、IT管理者が理解しておくべきVMのセキュリティに関する“誤解”と強化策を紹介する。

「VM=安全」は危険な思い込み?

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