30周年を迎えて岐路に立つJava【前編】

「AIアプリ開発」で選ばれるのが“PythonではなくJava”の理由

AI技術活用を進める上で、アプリケーション開発において「Python」よりも「Java」を採用する企業が多いという調査結果がある。なぜ企業はJavaを選ぶのか。その背景には、企業のIT活用特有の事情がある。

 アプリケーション開発ツールを手掛けるAzul Systems(以下、Azul)は2025年1月、プログラミング言語「Java」の現状を調査したレポート「2025 State of Java Survey & Report」を公開した。このレポートは2024年秋に2039人のJavaユーザーを対象として実施したアンケート調査をまとめたものだ。

 レポートによると、30年の歴史を持つJavaは時代とともに進化し、AI(人工知能)技術を活用した先進的なアプリケーション開発にも利用されている。回答者の50%がJavaを使ってAIアプリケーション(AI技術を活用したアプリケーション)を構築していることが判明した。この割合は、AIアプリケーションやAIモデルの構築と強い結び付きがある「Python」など他のプログラミング言語をしのいでいる。それはなぜなのか。

JavaがPythonよりも“AI向け”な理由は?

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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