Javaの記事一覧

Javaの最新動向や導入・活用に役立つ導入事例、技術解説をお届けします。

Javaとはどのようなプログラミング言語なのか

 プログラミング言語および開発・実行環境の「Java」は、GoogleのスマートフォンOS「Android」やエッジ(データの発生源)デバイス、IoT(モノのインターネット)用のアプリケーション開発などに広く利用されている。(続きはページの末尾にあります)

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Javaが広く使われる理由

 Javaはプログラミング言語「C++」に似た使用感の、オブジェクト指向のプログラミング言語だ。Javaを使えば、1台のPCで実行するアプリケーションだけではなく、ネットワーク内の複数のサーバとクライアントデバイスでデータを分散処理するアプリケーションも開発できる。Webページの構成要素となる小さなアプリケーション「アプレット」の開発にも使用可能だ。

 主にJavaには、以下の5つの特徴がある。

1.移植がしやすい

 Javaは実行環境として「Java仮想マシン」(JVM)を利用する。JVMは、Javaソースコードを「バイトコード」という中間プログラムに変換する。バイトコードは、JVMをインストールしたインフラであれば、サーバとクライアントデバイスを問わず実行可能だ。JVMは、バイトコードをインストール先のOSで実行可能なプログラムに変換する。

 プログラミング言語「COBOL」やC++はJavaとは違い、ソースコードをOS固有のバイナリファイルに変換する。そのためMicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載するPC向けに開発したプログラムは、Appleのクライアントデバイス「Mac」や、オープンソースOS「Linux」搭載のサーバ、IBM製メインフレームでは基本的に実行できない。

2.オブジェクト指向を採用している

 オブジェクト指向プログラミングとは、プログラムを「オブジェクト」という小さな単位に分割し、オブジェクト同士の関係を定義しながら開発を進める手法だ。Javaはオブジェクト指向プログラミングのためのプログラミング言語として構築されている。

3.データの操作にポインタを利用しない

 同じオブジェクト指向プログラミング言語であるC++とは違い、Javaでは、メモリのアドレスを直接指定する「ポインタ」によるデータの操作はできない。ポインタによるデータ操作は、しばしばプログラムがクラッシュする原因になる。

4.プログラムのセキュリティを確保できる

 Javaのバイトコードは、人は容易に判読できない。Javaにはプログラムをサンドボックス(隔離環境)内で実行する仕組みがあり、プログラムの意図しない変更を防ぐ。こうした工夫により、Javaはプログラムの安全性を確保している。

5.開発者が容易に意得できる

 C++に似た構文を持つJavaは、特にプログラミング言語「C」の知識がある開発者にとって、比較的習得が容易だ。

 Javaと名前がよく似たプログラミング言語に、スクリプト言語の「JavaScript」がある。JavaとJavaScriptに関連性があるというのはよくある誤解だ。JavaとJavaScriptの構文は似ているものの、適した用途や動作環境が異なる。

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