「Java」の主要製品は? 一押しポイントを整理(1/2 ページ)
Javaに関する製品解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください。
Javaとはどのようなプログラミング言語なのか
プログラミング言語および開発・実行環境の「Java」は、GoogleのスマートフォンOS「Android」やエッジ(データの発生源)デバイス、IoT(モノのインターネット)用のアプリケーション開発などに広く利用されている。(続きはページの末尾にあります)
記事一覧
Javaが広く使われる理由
Javaはプログラミング言語「C++」に似た使用感の、オブジェクト指向のプログラミング言語だ。Javaを使えば、1台のPCで実行するアプリケーションだけではなく、ネットワーク内の複数のサーバとクライアントデバイスでデータを分散処理するアプリケーションも開発できる。Webページの構成要素となる小さなアプリケーション「アプレット」の開発にも使用可能だ。
主にJavaには、以下の5つの特徴がある。
1.移植がしやすい
Javaは実行環境として「Java仮想マシン」(JVM)を利用する。JVMは、Javaソースコードを「バイトコード」という中間プログラムに変換する。バイトコードは、JVMをインストールしたインフラであれば、サーバとクライアントデバイスを問わず実行可能だ。JVMは、バイトコードをインストール先のOSで実行可能なプログラムに変換する。
プログラミング言語「COBOL」やC++はJavaとは違い、ソースコードをOS固有のバイナリファイルに変換する。そのためMicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載するPC向けに開発したプログラムは、Appleのクライアントデバイス「Mac」や、オープンソースOS「Linux」搭載のサーバ、IBM製メインフレームでは基本的に実行できない。
2.オブジェクト指向を採用している
オブジェクト指向プログラミングとは、プログラムを「オブジェクト」という小さな単位に分割し、オブジェクト同士の関係を定義しながら開発を進める手法だ。Javaはオブジェクト指向プログラミングのためのプログラミング言語として構築されている。
3.データの操作にポインタを利用しない
同じオブジェクト指向プログラミング言語であるC++とは違い、Javaでは、メモリのアドレスを直接指定する「ポインタ」によるデータの操作はできない。ポインタによるデータ操作は、しばしばプログラムがクラッシュする原因になる。
4.プログラムのセキュリティを確保できる
Javaのバイトコードは、人は容易に判読できない。Javaにはプログラムをサンドボックス(隔離環境)内で実行する仕組みがあり、プログラムの意図しない変更を防ぐ。こうした工夫により、Javaはプログラムの安全性を確保している。
5.開発者が容易に意得できる
C++に似た構文を持つJavaは、特にプログラミング言語「C」の知識がある開発者にとって、比較的習得が容易だ。
Javaと名前がよく似たプログラミング言語に、スクリプト言語の「JavaScript」がある。JavaとJavaScriptに関連性があるというのはよくある誤解だ。JavaとJavaScriptの構文は似ているものの、適した用途や動作環境が異なる。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
アクセスランキング
-
1
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
2
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
3
鹿島建設のDXを阻む「10年前のAWS」 安全性と自由度を両立したモダナイズ
-
4
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
5
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
6
【漫画付き】ひとり情シス協会が明かす、RAG導入でしくじる企業「2つの共通点」
-
7
「結局使わなくなる」Microsoft 365 Copilotを半年で定着 キリンの3施策
-
8
「野良Excelマクロ」に悩むSMBC日興証券が導き出した内製化の“現実解”
-
9
1200万円のSaaS導入を回避 スギ薬局「運用費10万円」のAIエージェント構築術
-
10
「Wi-Fi 7」経由でWindowsが乗っ取られる? 最高権限奪取の恐怖
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
3
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
8
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー