ライオンが挑む「守りのIT」脱却:Google Cloudで加速させるデータ駆動型経営
消費財大手のライオンは、システムの老朽化とデータのサイロ化を解消するためGoogle Cloudを採用。BigQueryによるデータ分析基盤の構築やCCoEの設立を通じ、データ駆動型経営への変革を推進しています。
消費財大手のライオンは、システムの老朽化とデータのサイロ化という課題を打破するため、クラウドサービス群「Google Cloud」を活用したシステム刷新を断行しました。従来のインフラ維持に予算を費やす「守りのIT」から、データ活用で事業成長をけん引する「攻めのIT」へと変革を遂げたポイントを簡潔にまとめます。
ライオンのシステム刷新における3つの要点
- 「守りのIT」からの脱却:老朽化した自社インフラ維持コストを削減し、ビジネスチャンスを創出する投資へシフト。
- データサイロの解消:業務ごとに孤立していたデータを全社横断で分析できるクラウドネイティブなシステムに移行。
- 内製化と組織変革:専門組織「CCoE」(Cloud Center of Excellence)を設立し、クラウド活用のノウハウを社内に蓄積。
Q&A
Q:ライオンがシステム刷新のためのクラウドサービスにGoogle Cloudを選んだ決め手は何ですか?
A:主な決め手は、膨大なデータを高速に分析できる「BigQuery」の拡張性と費用対効果、そしてERP(統合基幹業務システム)「SAP S/4HANA」との連携を重視するGoogleの姿勢です。
Q:ライオンがデータ分析の中核としてBigQueryを採用した理由は何ですか?
A:BigQueryを採用した理由は、サーバ管理が不要なサーバレス構成によって運用負荷を軽減でき、将来的なデータ量の増加にも対処できる拡張性を備えているためです。
Q:ライオンがクラウド活用を全社で推進するために設立した組織は何ですか?
A:クラウド活用の専門組織であるCCoEを設立しました。パートナー企業と協業しながら、技術ノウハウの社内蓄積と内製化を推進しています。
Q:ライオンが既存のSAP S/4HANAとの連携において注目した技術は何ですか?≫
A:事前定義されたテンプレートで基幹データの分析を容易にする「Google Cloud Cortex Framework」に注目しました。結果的に採用は見送りましたが、システム連携の容易さを評価する材料となりました。
Q:システム刷新後のライオンが次に見据えている技術活用は何ですか?
A:AI(人工知能)の本格活用です。具体的には、AIを用いた需要予測の実施や、対話形式でデータ分析が可能な生成AIの導入を視野に入れています。
記事の全文はこちら:
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
“攻撃者優位”なサイバーセキュリティ、全ての「穴」をふさぐ方法とは? -
製品資料
実際に悪用される脆弱性は4%前後 優先的に対処すべき脆弱性を把握するには? -
製品資料
HubSpotの機能を拡張する法人データ活用法 -
製品資料
面倒で非生産的な「名寄せ」作業 高精度&高効率に実施するには? -
製品資料
名刺管理には「その先」がある 成果のでない営業活動から脱却する秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
ISMSの“コンサル丸投げ”が招く数千万円の無駄 NTTドコモビジネスの脱出劇
-
2
「VMware離れ」は本当か 3000社がVCF 9にかじを切った現実的な理由
-
3
なぜ人はいるのにDXが進まない? ライオンも直面した“老害”レガシーシステム
-
4
「Microsoft 365」が乗っ取られる 跡形もなくMFAを破る手口
-
5
AWS障害でも補償ゼロの衝撃 サイバー保険で情シスが見落とす「細則の壁」
-
6
マンガで解説:KSK2稼働で何が変わる? 税務調査の高度化に備えるデータ管理
-
7
Netflixのバックエンドは「ほぼJava」 3000超のアプリを支える開発基盤の裏側
-
8
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
9
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
10
AI全部入り「Microsoft 365 E7」に企業が二の足を踏む訳 移行意向はわずか4%
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
2
AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
-
3
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
4
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
5
コスト分析で見る「デバイス復旧」の代償 損失額から導きだされた投資戦略とは
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
「結局、一部の人しか使わない」 AI活用が業務に定着しない根本的な理由
-
8
Macの安全神話は崩壊? 最新の脅威動向から見えた攻撃のトレンドと有効な対策
-
9
3分で分かる経理DX 富士通が約20%の業務効率化を実現した方法とは
-
10
ランサムウェア攻撃を“二重の防御構造”で防ぐ、クラウド型基幹システムの実力
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー