IBM X-Forceが脅威動向を調査

侵入経路は「正規アカウント」が最多 認証情報の“盗まれ方”にはある変化も

IBMの分析レポート「X-Force脅威インテリジェンス・インデックス2025」によれば、ランサムウェア感染インシデントは減少傾向だが、製造業や重要インフラを狙った攻撃はいまだ多数発生している。その現状とは。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2025年6月3日、脅威状況の分析レポート「IBM X-Force脅威インテリジェンス・インデックス2025」日本語版を発表した。IBM X-Forceは「ハッカー、対応者、研究者、アナリストで構成される」チームで、世界170カ国/地域でサービスを提供するセキュリティ組織。同レポートは「X-Force IRが対応したインシデント」「X-Force Redが実施したペネトレーション・テスト」「X-Force TIによる脆弱(ぜいじゃく)性やマルウェアの研究結果」などをまとめた年次レポートで、今回は2024年1~12月が分析対象期間となっている。

 今回のハイライトとして、「攻撃者はユーザーの認証情報を大規模に収集・販売」「ランサムウェア感染インシデントは減少。攻撃者は“静かな”手段を選択」「重要インフラの脆弱性がターゲットに」「AIに対する脅威の高まり」の4点が挙げられている。同レポートの分析を基に、脅威の動向や求められる対策を解説する。

正規アカウントの悪用が最多 認証情報“摂取”の手口にはある変化が

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