シンクライアントとしてタブレットを使う【前編】

いまさら聞けない「シンクライアント」で仮想デスクトップを使うための基礎知識

企業のIT資産を守りつつ、管理コストを削減する上で有効な手になり得るのが「シンクライアント」と「仮想デスクトップ」の組み合わせだ。その仕組みと、企業にもたらす利点を探る。

 企業が仮想デスクトップやアプリケーションをエンドユーザーに配信する際の選択肢に、「シンクライアント」の利用がある。シンクライアントとは、機能を最小限に絞り込み、ネットワーク経由でデスクトップに接続することに特化した端末のことだ。「リーンクライアント」という別名もあり、専用端末や中古PCを転用したもの、Appleの「iPad」やSamsungの「Galaxy Tab」といったタブレットまで、その形態は多岐にわたる。

 近年のタブレットは、もともとの持ち運びやすさや価格の手頃さといった魅力を備えつつ、処理速度と操作性を向上させている。こうした進化を背景に、企業はシンクライアントとしてのタブレットに期待を寄せている。本連載は、仮想デスクトップを提供するシンクライアントとしてタブレットを使うための基礎を解説する。

そもそもシンクライアントで仮想デスクトップを操作する仕組みは?

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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