AWSを正しく使いこなす指針【後編】

「AWSベストプラクティス集」を使うと何がうれしい? その利点と実践方法

AWSの変化は激しく、専門家であっても設計や運用を継続的に学習することは容易ではない。そこで、AWSは設計や運用の指針となるAWS Well-Architectedフレームワークを提供している。

 Amazon Web Services(AWS)はクラウドサービスにおけるさまざまな機能や仕組みを、独立したサービスの単位にして提供している。それぞれのサービスにはホワイトペーパーが用意され、システムの大部分をAWSに任せられるサービスも珍しくない。とはいえ、ある程度の規模のシステムや複数のサービスを組み合わせるアプリケーションなどでは、専門家による設計や運用が必要となる。

 クラウド環境の設計や運用の担当者は、技術の変化に合わせて設計原則や効率的な運用方法を検討し直す必要があるが、それは容易ではない。AWSをはじめとしたクラウドサービスの技術の進化スピードは早く、担当者にはクラウドサービスの専門的な知識や継続的な学習を必要とするためだ。

 そこでAWSが提示しているのが「AWS Well-Architectedフレームワーク」だ。本稿ではAWS Well-Architectedフレームワークに沿って開発および運用をするメリットや、実践方法を説明する。

AWS Well-Architectedフレームワークのメリットとは

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