クラウドセキュリティ乱立から統合へ【前編】

セキュリティツール“乱立”が生んだ逆説「使えば使うほど脆弱だった」

クラウド活用が進む中、セキュリティツールの乱立が新たな脆弱性や運用負荷を生んでいる。そうした中で生まれている、セキュリティツール統合による最適化の動向と対策を探る。

 クラウド活用が進む中、多くの組織がサイバーセキュリティ製品の多さに頭を悩ませている。特にクラウドセキュリティ関連のツールが増え過ぎた結果、管理が煩雑になり、防御の隙間や新たな脆弱(ぜいじゃく)性を生むリスクが高まっている。そこで注目されているのが、セキュリティ機能の統合だ。「CNAPP」(クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム)をはじめとする統合型のセキュリティツールが、こうした課題の解決に貢献する可能性がある。

 まずはクラウドセキュリティツールが多過ぎることによる具体的なリスクに加え、現行のセキュリティ対策の評価ポイントと、セキュリティツール統合のトレンドやツール選定の視点を整理する。

「使うほど脆弱になる」セキュリティの現実

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