クラウドセキュリティ乱立から統合へ【後編】

なぜ「CNAPP」がいま必要なのか? CASBやCSPM、既存ツールとの違いは?

クラウド活用が進む一方で、課題として浮上しているのが企業のセキュリティツールが乱立していることだ。この状況を打開する鍵として期待されているのが、複数のセキュリティ機能を1つに統合する「CNAPP」だ。

 クラウドサービスの活用が広がる中で、セキュリティの現場で新たな課題が浮上している。本来は安全性を高めるために導入したはずのツール群が、管理の手間や設定ミスによる防御の抜け穴を生み出す――とう、「セキュリティツール乱立」による問題だ。ツール同士の連携不足や機能の重複、設定項目の増加といった問題が、かえってセキュリティリスクを高めかねない状況が生まれている。

 こうした背景から重要性が高まっているのが、「CNAPP」(クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム)に代表される統合型のクラウドセキュリティツールだ。複数ツールの機能を1つの基盤にプラットフォームに集約することで、“過剰な防御”が抱える課題をどう解消できるのか。

統合が進むクラウドセキュリティの機能群

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