PC動作を支える仮想メモリ【前編】

「PCが重い」を解消――パフォーマンスを上げる“裏メモリ”の正体

PCの動作が重くなったとき、「メモリ不足では」と思ったことはないだろうか。そんなときに力を発揮するのが「仮想メモリ」だ。PCの快適さを保つために欠かせないその仕組みとは

 PCを使っていて「動作が重い」と感じたことはないだろうか。その原因の一つが、搭載されたメモリ(RAM)の容量不足だ。標準的なPCには8GB以上のメモリが搭載されているものの、複数のアプリケーションを同時に開いたり、メモリを大量に消費するアプリケーションを使ったりすると、すぐに限界に達してしまうこともある。

 こうした状況を解消するためにあるのが、「仮想メモリ」という仕組みだ。ストレージの一部をメモリのように使うことで、見かけ上のメモリ容量を増やすこの技術は、快適にPCを使い続けるための重要な存在になっている。本稿では、仮想メモリの仕組みとメリットの他、ページングやセグメンテーションといった方式も解説する。PCのパフォーマンスを理解し、賢く使いこなすために、知っておきたい知識だ。

見かけのメモリを増やす“影のメモリ”の正体

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