オンプレミス回帰に新たな潮流【第2回】

DropboxやXはなぜ「脱クラウド」「オンプレミス回帰」に踏み切ったのか?

運用やコストの効率性を求めてクラウドサービスへの移行の動きが拡大する中で、クラウド万能の神話は揺らいでいる。一部の企業はクラウドサービスからオンプレミスへの回帰を選んでいる。その例をまとめた。

 「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」「Google Cloud」といったクラウドサービスが台頭し、クラウドへの移行はレガシーITシステムの運用負荷やコストの課題を解決するのに適した手段だと考えられるようになった。だが、その理想に陰りが見え始めている。

 もはや“万能”ではないクラウドサービスを離れ、オンプレミスへと回帰(脱クラウド)する動きが世界各地で現れているのだ。その背景にある動向をまとめた第1回「『オンプレミス回帰』『脱クラウド』を招いた“米国離れ”の衝撃」に続き、中編となる本稿は実際にオンプレミス回帰を実行した例を取り上げる。どのような判断で移行を決断し、どのような成果を得たのか。

“脱クラウド”戦略で成果を上げた企業、回帰の理由は?

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