“宿敵”と手を組んだ狙い

なぜOracleは「自社クラウドへの誘導」を捨ててAWSと手を組んだのか

Oracleは自社のクラウドコンピューティングサービスであるOCIへの移行を推進してきたが、AWS社との提携を発表し、「AWSでOracleデータベースを稼働させる」サービスを打ち出した。その狙いとは。

 OracleとAmazon Web Services(AWS)社は2025年7月、Oracleのデータベースサービスを共同で提供するパートナーシップを発表した。まずは米国のオレゴン州とバージニア州北部でサービスを開始し、順次提供地域を拡大する計画だ。

 今回提供が始まった「Oracle Database@AWS」では、AWSのデータセンターで稼働するクラウドコンピューティングサービス「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)で、「Oracle Exadata Database Service」「Oracle Autonomous Database」といったデータベースを利用できる。これによって、OracleのデータベースツールとAWSの分析ツール「AWS Analytics」のデータ連携が容易になる。両社はこの提携によって、AWSでOracleデータベースを運用する際の選択肢が広がると説明している。

「囲い込み戦略」を終わらせるのはなぜか

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