Veeamが語るバックアップの現在地【前編】

ランサムウェアで要再考の「バックアップ」 クラウドが起こした製品の変化とは?

ランサムウェア攻撃がバックアップストレージを主な標的にする中、再考が求められるバックアップ。マルチクラウド普及などの変化が、バックアップ製品のトレンドに影響をもたらしている。事例を交えて実態を追う。

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の脅威は、企業にバックアップ・リカバリーをはじめとするデータ保護の見直しを迫り、「データレジリエンス」の重要性をあらためて認識させている。データレジリエンスは、データの破損や消失などからの回復力を高めることだ。

 バックアップベンダーVeeam Softwareが2024年に買収したインシデントレスポンスベンダー、Covewareの調査によると、ランサムウェア攻撃のスピードは加速している。2024年第2四半期(4月~6月)において、主要なランサムウェア攻撃者グループ2集団の潜伏期間(Dwell time)は平均で24時間未満だった。ランサムウェア攻撃者の侵入開始から、データの暗号化などの実害発生までに、それほど時間がかからなくなっている。

 2025年にVeeamが発表したレポート「From Risk to Resilience: 2025 Ransomware Trends and Proactive Strategies」(世界の1300組織を対象に実施した調査に基づく)は、ランサムウェア攻撃を取り巻く脅威の一端を示す。厄介なことに、攻撃者は確実に大金を手に入れようと、企業が重要なデータを格納するバックアップストレージを標的としているのだ。

「バックアップ」がランサムウェア攻撃者の標的に

印刷する
SNSでシェア

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー