プライベートクラウドを再定義

「オンプレミス回帰」の波に乗るBroadcom ライセンス変更の“本当の意図”

パブリッククラウドから「オンプレミス回帰」する潮流を追い風に、VMwareを買収したBroadcomが自社の戦略推進を加速させている。プライベートクラウドを中核に据えた戦略で、Broadcomは何を狙っているのか。

 企業のIT部門は、アプリケーションの稼働場所の見直しを進めている。オンプレミスシステムからパブリッククラウドへの移行というトレンドを経て、近年はオンプレミスシステムに回帰し、プライベートクラウドとして運用する動きが顕著だ。

 この潮流を好機と捉えているのが、2023年に仮想技術ベンダーVMwareを買収した半導体ベンダーBroadcomだ。Broadcomの経営幹部は、同社の「VMware Cloud Foundation」(VCF)を中心とした戦略を明らかにした。VCFはプライベートクラウドの構築から運用までに必要なソフトウェア一式をまとめたパッケージ製品であり、同社はこれをユーザー企業やパートナー企業における標準ツールとして普及させることを目指している。

Broadcomが描く“野望”

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