AIに欠かせないSSD【後編】

AI推論の遅延解消を目指す「SSDの魔改造」「GPUのNAND化」とは?

GPUへのデータ供給の遅れが、AI推論のボトルネックになっている。この課題に対し、SSD自体を推論処理に特化させるアプローチや、GPUのメモリ構造を変えるアプローチが登場している。その詳細を解説する。

 AI(人工知能)技術の進化に伴い、大容量SSDも進化を遂げている。SSDは学習データを保管する以外にも有望なAI技術関連の用途がある。それは、AIモデルが判断を下す「推論」処理の高速化だ。NAND型フラッシュメモリベンダーのSamsung ElectronicsとSK hynixは、オンプレミスデータセンターにおけるAIモデルの推論処理が、大容量SSDのもう一つの大きな需要要因だと指摘している。

リアルタイム推論を「大容量SSD」で実現する2つのアプローチ

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Jim Handy
Jim Handy

エレクトロニクス業界で30年以上の経験を持つ、半導体とSSDのアナリスト。うち14年間は、IT分野の調査を手掛けるDataquest(1995年に調査会社Gartnerが買収)、半導体市場の調査を実施するSemico Researchでアナリストとして勤務。Intel、National Semiconductor、Infineonなどの半導体メーカーでマーケティングと設計を担当した経歴もある。

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