“市民開発者”との協働を成功させるポイントとは

「脱Excel」をローコード/ノーコード開発で進めるヒントが詰まったホワイトペーパー3選

ローコード/ノーコード開発を採用することで、企業のIT人材不足やExcel管理の限界を打破できる可能性がある。JALをはじめとした企業の業務改善の事例や、開発のポイントをまとめたホワイトペーパーを3本紹介する。

 さまざまな企業が、事業の機敏性と効率性を高めるためにDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。しかしその道のりは容易ではない。IT分野の専門性は不足しており、企業が全ての要望を自社だけで実現することは困難な状況にある。深刻な課題の一つが、アプリケーション開発を担うエンジニアの不足だ。

 ビジネスの細部に精通した開発者は少なく、「Microsoft Excel」のスプレッドシート管理に頼らざるを得ない組織もある。しかしExcelでのデータ管理は、手作業の負荷が大きくなったり、構造化されていないデータが増大し続けたりする事態に陥りがちだ。この状況を解消し、業務の効率化を実現する方法の一つが、aPaaS(Application Platform as a Service)を活用したローコード/ノーコード開発だ。

 システム開発の専門知識を持たない現場の「市民開発者」が自らアプリケーションを構築することで、業務改善を主導する時代が到来している。本稿では開発者不足を乗り越え、「脱Excel」や業務効率化を実現するためのヒントが書かれたホワイトペーパーを紹介する。

企業はローコード/ノーコード開発をどのように実現しているのか 32社の事例を解説

本当に現場で使いこなせるのか? 32組織が実践したノーコード開発のヒント

画像 本当に現場で使いこなせるのか? 32組織が実践したノーコード開発のヒント(提供:アステリア)

 製造や建設、サービスといった事業の現場では、依然として紙やExcel、FAXによるアナログな情報管理が根強く残っている。これらの手法はデータの即時性に欠けるだけでなく、手入力によるミスや情報の埋没を招く要因となる。

 こうした現場の課題は、モバイルアプリケーションを活用することで解消できる可能性がある。現場の担当者が自らアプリケーションを作成し、PDCAを素早く回す文化を醸成することは、脱Excelや業務効率化を実現する一歩となる。例えばつがる弘前農業協同組合では、従来各拠点のりんごの販売在庫数をFAXで事務所に送付し、Excelに転記することで管理していた。ノーコード開発ツールで「りんご在庫管理アプリ」を開発したことで、りんごの在庫数の集計作業のペーパーレス化と脱Excelを実現し、集計にかかる時間を年間約500時間分削減した。

 本資料はつがる弘前農業協同組合や京セラ、松屋など、アステリアのノーコードアプリケーション開発ツール「Platio」を導入して業務の効率化に取り組んだ32社の事例を紹介している。現場の手作業や属人化した業務を減らすヒントとなるだろう。

JALが“紙での作業”や“システムの複雑なカスタマイズ”を廃止し、現場主導の業務改善を進めた方法とは

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