5カ月でデータ連携システムを刷新

開発未経験でも「IBM i」との連携を実装 dinosが選んだ“ノーコード”の真価

システムの個別開発は、特定の人しか仕様が分からない「ブラックボックス」を生みやすい。dinosが基幹システムの連携において、開発未経験者を含む2人チームで実現したシステム刷新の鍵は「ノーコード」にあった。

 カタログやテレビ、EC(電子商取引)など多彩な販売チャネルを展開する総合通販企業のdinosでは、事業成長に伴うDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が急務となっていた。しかし、OS「IBM i」が稼働する既存の基幹システムと各周辺システム間のデータ連携を個別にスクラッチ開発していたため、開発や保守の負担が重くのしかかっていた。特定の担当者しか仕様を把握できない属人化や、開発における費用と手間の高止まりが、全社的な業務効率化の足かせとなっていたのである。

 こうした課題を根本から解決するため、dinosは既存の基幹システムを置き換えることなく、連携処理を一元管理できる新たなシステムの構築に乗り出した。その中核として選ばれたのが、アステリアのノーコードデータ連携ツール「ASTERIA Warp」だ。専門的なプログラミング知識が不要な「ノーコード」開発を取り入れることで、特定のITエンジニアへの依存から脱却する狙いがある。

 開発未経験者を含むわずか2人の体制で挑んだプロジェクトは、いかにして約5カ月という短期間で本番稼働に至ったのか。

ノーコードで属人化を打破

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