「意志ではなく仕組み」で伸ばす

忙しい情シスが学び続けるコツ 「1%の改善」を複利で効かせる方法

問い合わせ対応や障害対応に追われる情シス担当者の中には、学習を継続できず悩む人もいる。習慣科学の専門家ジェームズ・クリアー氏は、原因は意志の弱さではなく「続けられる仕組み」の不足にあると指摘する。

 「資格を取ってクラウドに強くなりたい」「AIやセキュリティを学び直したい」「もっと戦略寄りの仕事ができる情シスになりたい」――。そう思っていても、勉強が続かない。新しい習慣を始めても、数日で止まってしまう。

 情報システム部門(情シス)の担当者であれば、こうした経験に心当たりがあるのではないか。日中は問い合わせ対応、障害対応、会議、ベンダー調整に追われる。ようやく業務が落ち着いた頃には疲れ切っており、「今日はもういいか」となる。そして、「続けられないのは自分の意志が弱いからだ」と考えてしまう。

 一方、習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアー氏は、「問題は本人ではなく、仕組みにある」と語る。クリアー氏は、習慣科学の第一人者として知られ、ベストセラー『Atomic Habits』(邦題:『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』)の著者だ。“先延ばし”をやめ、科学の論理で習慣化を仕組み化する方法とは。

続けられる仕組みを作るには?

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