研修修了率100%の企業はわずか6%

AI攻撃に危機感を抱く人は9割、対抗できる人は4割 調査が暴く従業員研修の穴

企業はAI技術を悪用したサイバー攻撃に危機感を募らせているものの、従業員が実際の脅威に対処できると考えるリーダーは4割に過ぎない。Fortinetの調査が浮き彫りにした、致命的なギャップの正体とは。

 AI(人工知能)技術の進化はビジネスに多大な恩恵をもたらす一方で、サイバー攻撃の高度化という負の側面も併せ持つ。生成AIを悪用した巧妙な詐欺やマルウェアの作成など、新たな脅威が日常的に企業を狙っている。こうした状況下において、従業員一人一人のセキュリティ意識の向上は、企業防衛の最前線として重要だ。

 Fortinetが発表した「セキュリティ意識とトレーニング調査レポート2025年版」によると、意識向上を目的とした研修を実施したことで、多くの企業がインシデント減少という明確な成果を得ていることが分かった。本調査は2025年11月、日本を含む29の国と地域の企業に属する、ITおよびセキュリティ関連の意思決定者1850人を対象に実施されたものだ。

 調査結果からは、従業員の意識向上がサイバーリスクの低減に直結している状況が浮かび上がった。一方で、AI技術を悪用した脅威への実践的な対処能力や従業員の研修受講率に関して、依然として解決すべき課題が山積していることも明らかになった。多くの企業が研修の効果を実感しつつも、完全な防御体制の構築には至っていないのが実情だ。企業が直面する具体的な課題と、それを乗り越えるための対策を読み解く。

“形骸化した研修”が招く悲劇と対策

印刷する
SNSでシェア

TechTarget ニュースプラス

国内のIT業界ニュースを迅速に報道します。企業動向から導入事例、市場トレンドまで幅広く取り上げ、実務に直結する情報をタイムリーに提供する連載です。

この連載の記事をもっと見る

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー