Cisco Live 2026

データセンター電力の65%が「無駄」に Ciscoが示すデータセンター刷新の3本柱とは?

AIの爆発的な普及により、データセンターの電力不足が深刻な経営課題となっている。シスコは液冷や次世代配電技術FMPによる劇的な効率化を提唱。情シスが取り組むべき電力網刷新の正体を解き明かす。

 AIは絶えず変化、進化、そしてアップグレードを繰り返している。こうした進歩は企業に恩恵をもたらす一方で、ネットワークインフラには多大な負荷を強いている。

 Cisco Systems(シスコ)でエンジニアリングサステナビリティ担当バイスプレジデントを務めるデニス・リー氏は、米ラスベガスで2026年5月31日から6月4日まで開催された同社のイベント「Cisco Live 2026」の基調講演でこの課題について言及した。同氏が解決策として提示したのが「エネルギー・ネットワーキング・システム」だ。

 本稿では、AI時代のエネルギーとコストを節約するための3つの柱からなるアプローチを解説する。また、クラウド型の人事・財務管理ソフトウェアを提供する米Workday(ワークデイ)がこのアーキテクチャをどのように検証したかについても探る。

AI時代に高まる電力需要

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