問い合わせ対応月1580時間削減

Copilot Studioがここまで使えた 大林組「作り込まない」AIの成果

大林組は、BIMソフト「Revit」に関する社内問い合わせを自動化するAIエージェントを構築した。Microsoft Copilot Studioを使い、約1.5カ月でMVPを開発した背景とメリットを紹介する。

 大林組は、建築や土木関連で使用されるBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)ソフト「Revit」に関する社内問い合わせを自動化するため、「Microsoft Copilot Studio」を使ったAIエージェントを構築した。問い合わせ担当者(コンシェルジュ)の対応時間と、ユーザーによる自力での問題調査時間を合わせ、設計部全体で年間1万8960時間を削減できる見込みだ。

 同社は、エンドユーザーの課題を解決できる最小限の機能に絞った製品「MVP」(Minimum Viable Product)として、このAIエージェント(以下、コンシェルジュ型AIエージェント)を約1.5カ月で開発した。大林組はなぜ、コンシェルジュ型AIエージェントを作り込まず、MVPを開発する方を選んだのか。MVPを導入したことで得られた効果とともに紹介する。

大林組が抱えていた課題、MVPに絞って得られた4つのメリット

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