脱「脱メインフレーム」へ?

Z世代ほど支持? 「時代遅れ」メインフレームの意外な現在地

IBMの公式ブログによると、メインフレームは世界の全取引の87%を支える。クラウドやAIが普及する中でも企業が利用を続ける理由を専門家の見解から探る。

 「時代遅れ」と評されることもあるメインフレームは、今も世界の大企業を支える中核システムであり続けている。IBMが2026年6月に公開した公式ブログによると、メインフレームは世界で発生する全取引の87%を支えている。さらに、銀行・小売業の世界上位50社のうち44社がメインフレームを採用しているという。

 独立系ソフトウェアベンダーBMC Softwareが2025年9月に公開した調査結果によると、企業の97%がメインフレームを「長期的に利用する基盤」または「新しいワークロードを稼働させる基盤」と位置付けた。BMC Softwareによると、97%という数値は同調査の20年の歴史で最も高い割合であり、ミレニアル世代(1981~1996年生まれ)やZ世代(1997~2007年生まれ)の回答者ほど肯定的な傾向が強かった。

 クラウドやAIの普及が進む中、企業はなぜメインフレームを手放さないのか。専門家の見解から、メインフレームが残り続ける理由と、企業が抱える課題を紹介する。

脱メインフレームではなかった?

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