生成AI活用を「個人の便利」から発展させる

「既存業務をそのままAI化」で効率化は止まる 情シスの業務プロセス再設計

AI活用を進めているものの、個人の作業補助にとどまり、業務改善にはつながっていないという声がある。AIで仕事の進め方を変えるにはどうすればいいのか。「個人の便利ツール」を脱却するAI活用の勘所を紹介する。

著者:箕輪 旭

スタディメーター株式会社 代表取締役

1987年生まれ。アクセンチュア株式会社でのITコンサルティング業務を経て、2020年にスタディメーター株式会社を創業。オンライン学習プラットフォーム「Udemy」では、非エンジニア向けの分かりやすく実践的なIT講座がベストセラーとなり、これまでに30万人以上を指導。「挑戦したくなる世界」の実現を目指して、新しい一歩を踏み出したい人のサポートに取り組んでいる。

 生成AIを全社導入したものの、使われているのはメールの下書きや文章の要約ばかり――。利用者が増えても、「会社の仕事そのものが変わった」とまでは言えない企業は少なくありません。

 なぜ生成AIを導入しても、組織全体の業務改革につながらないのでしょう。問題は、AIの性能や従業員の配置だけではありません。では、何を見直せばいいのでしょうか。

AIエージェントを入れても効率化できない 見直すべき点は

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