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新しいCレベル役員、「CIRO」は本当に必要?:リスク管理の責任者だけど……(1/2 ページ)
最高情報セキュリティ責任者(CISO)にのし掛かる責任が重くなる中、最高情報リスク責任者(CIRO)を専任で配置する動きが出始めている。だがCレベルの幹部をさらに増やすことは、益よりも害をもたらしかねない。
2015年4月に開催された年次セキュリティカンファレンス「RSA Conference 2015」では、最高情報セキュリティ責任者(CISO)の役割変化が中心的なテーマとなった。特に注目が集まったのは、CISOの役割が「最高情報リスク責任者(CIRO)」へと変化しつつある現在の状況や、企業の間でCISOに加えてCIROを設置する動きが出始めていることなどに対してだ。
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