「OS X」「Windows 10」のデュアルブート方法を解説
決められない人のための「Mac」で「Windows 10」を使う賢い方法(1/2 ページ)
端末は「Mac」を使いたいが、仕事で必要なのはもっぱらWindowsアプリ。でも2台持ちはしたくない――。そんなビジネスパーソンの悩みを解消するのが「デュアルブート」だ。
米Microsoftの「Windows」搭載端末と、米Appleの「Mac」。この双方の「いいとこ取り」をしているユーザーはそう多くない。大抵はWindows端末派かMac派のどちらかであり、両者が“和解”することはない。
だが中には、Windows端末とMacの境界線をまたいで“二股”をかけたいユーザーもいる。こうしたユーザーのために、双方を同時に利用する方法が存在する。
WindowsとMacの相乗り環境を実現
これは「デュアルブート」と呼ばれ、この方法を使えばMacで簡単にOSを切り替えることができる。わざわざ快適な椅子から立ち上がって、他の端末へ移動しなくても済むのだ。
デュアルブートを始める前に、考慮すべきことが幾つかある。戦いに勝つには十分な装備が必要であるのと同様、端末に大きな改造を加える際は、必要なツールを用意することが不可欠だ。デュアルブートに必要な作業は以下の通りである。
- フルバックアップ
- HDDのフォーマットとパーティション作成によってデータを失うことのないように、データのフルバックアップを取る。データをバックアップするためのシステムも別途用意する必要がある。バックアップ用のシステムがないのであれば、手作業でデータをバックアップしてから次のステップに進む
- Mac用のキーボードとマウス/トラックパッド
- Macに付属のキーボードやマウスがもう手元にない場合には、USB接続の外付けキーボード/マウスが利用できる。Apple製のマウスやタッチパッドをMacに直接接続して使用する場合は、Windowsのインストール時にトラブルが発生する可能性があることを念頭にいれておく
- 「Windows 10」をサポートするMac
- あなたのMacがこれに当てはまるかどうかは、「Windows 10 をサポートする Mac コンピュータ」(Apple)から確認できる
- 最低2Gバイトのメモリを搭載したMac
- 両方のOSを組み込むのに十分なHDDの空き容量
- 64ビット版Windows 10用のパーティションには、最低でも55Gバイトの空き容量を確保する。もっと多くの空き容量があれば、それに越したことはない
- 16GバイトのUSBメモリ
- Macの一部機種で最新ドライバをインストールするのに必要だ
- Windowsと「OS X」のインストールディスク
- Macの中には、MicrosoftからダウンロードしたWindows 10のISOイメージが含まれるUSBメモリからWindowsをインストールできる機種もある。その場合は、上記の16GバイトのUSBメモリが必要になるかもしれない。Windows 10のダウンロードに必要なツールは、「Windows 10 のダウンロード」(Microsoft)からダウンロードできる
- インターネットにアクセスできる環境とOS Xの管理者アカウント
- システムをめちゃくちゃにしないために必要なコンピュータ知識
- Macをデュアルブート構成にするのに高度な専門知識が必要とされるわけではない。ただし、コンピュータに詳しい友人に何度も電話をかけて確認しなくても、手順通りに作業できるくらいの知識は必要だ。5秒ごとに電話に手を伸ばしたり、頭をかきむしったりするようであれば、プロに頼んだ方がいいかもしれない。
Boot Campアシスタントを立ち上げる
Macには「Boot Campアシスタント」というプログラムが組み込まれている。これはデュアルブート構成を可能にするためのプログラムだ。
使いたいWindowsのバージョンに応じて、異なるバージョンのBoot Campアシスタントが必要になる場合もある。本稿ではデュアルブートの対象としてWindows 10を想定しているので、Macでは「OS X Yosemite」以降が動作している必要がある。ここでいう「以降」には、新たにリリースされた「OS X El Capitan」も含む。
YosemiteおよびEl Capitanに付属するバージョンのBoot Campアシスタントは、64ビット版のWindows 10をサポートする。Macで「Windows 7」とのデュアルブート構成にする方法については「Boot Camp を使って Mac に Windows 7 以前をインストールする」(Apple)、「Windows 8」とのデュアルブート構成にする方法は「Boot Camp を使って Mac で Windows 8.1 を使う」を参照されたい。
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