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IoT一色だった秋の祭典、2つのアプローチで見極めるクラウドサービス選び「クラウドコンピューティングEXPO秋 2016」レポート(1/2 ページ)

2016年秋のクラウドコンピューティングEXPOでは、IoTに関するベンダー各社の取り組みが目立っていた。IoTのサービスは大きく2つのアプローチに分けられる。1つは情報収集、もう1つはデータ分析だ。

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 恒例のIT展示イベント「Japan IT Week 秋 2016」から、「クラウドコンピューティングEXPO」(以下、クラウドEXPO)に注目し、最新の潮流を探った。

 今回のクラウドEXPOでは、どのブースでも「IoT(モノのインターネット)」というキーワードを強く打ち出していた。ベンダー各社のアプローチを探る中で、一時期バズワード化していた「ビッグデータ」というキーワードが鳴りを潜めていることも見えた。もう1つ、各社が足並みをそろえて提供するサービスが、クラウドへのバックアップサービスだ。機能や価格の差こそあれ、ほとんどのベンダーがメニューに入れており、同サービスの浸透度合いの高さがうかがえた。

デバイスからクラウドへの情報収集機能を用意し、サービス開発の基礎を提供

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