IT担当者共通の願い
「Windows 10」デスクトップ管理で2019年にやりたい3つのこと
2018年には企業の「Windows 10」デスクトップ管理者がアップデートや修正プログラムなどのトラブルに悩まされることがあった。Windows 10の改善に関する願い事リストをまとめてみた。
ホリデーシーズンになると、贈り物として欲しいものが浮かぶ人もいれば、家族と過ごすことを楽しみにする人もいるだろう。
そしてIT担当者は、MicrosoftがWindows 10のデスクトップを管理しやすくしてくれることを願っているのではないだろうか。2018年にはWindows 10に関連するさまざまな問題が発生した。未公表の脆弱(ぜいじゃく)性の問題やアップデートプロセスのトラブルなどだ。
Microsoftは2018年にWindows 10に関して幾つか過ちを犯している。そこで2019年にWindows 10デスクトップ管理に望むことをまとめてみた。
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Windows 10導入にまつわる課題
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IT担当者が知っておきたいWindows 10の基礎
1. Windows 10セキュリティの万全を図る
2018年にはWindows 10の重大なセキュリティ脆弱性が幾つか見つかった。例えば、8月にはタスクスケジューラで権限が昇格される可能性のある不具合が発見された。これが悪用されれば巧撃者がユーザーより高い権限を獲得する恐れがある。
Microsoftはこうした脆弱性を修正する修正プログラムやセキュリティ更新プログラムを提供したが、これらは「Windows Shell」やファイル関連付け、ネットワークドライブの割り当てにも影響した。Microsoftは修正プログラムやセキュリティ更新プログラムを迅速に提供しているが、脆弱性の発見については顧客企業のトラブルシューティングに頼っている。数多くの更新プログラムを適用する必要があることや、顧客企業のバグ報告に頼っていることは、Windows 10デスクトップ管理を難しくしている。
Microsoftは修正プログラムと更新プログラムを公開する前にそれを入念に検証すべきだ。公開を急ぐあまり、修正プログラムや更新プログラム自体に脆弱性が隠されていては元も子もなくなる。
2. アップデートプロセスの改善
「Windows 10 October 2018 Update」はアップデートプロセスに対する不安をさらに高めることになった。この更新プログラムを適用した後にファイルが消失するというトラブルがユーザーから報告されたからだ。Microsoftは3日後にこの更新プログラムの配信を中止し、6週間後に修正版を公開した。
Microsoftによると、この不具合の影響を受けたユーザーはごく少数で全ユーザーの0.01%だったというが、いくら少数でもデータが消えれば何時間もの作業が失われ、従業員の生産性に悪影響を及ぼす。Windows 10デスクトップ管理を改善してアップデートプロセスを円滑にするために、Microsoftは「Insider Program for Business」のプレビューフィードバックをもっと注意深く検討すべきだ。このファイル消失の不具合はフィードバックで指摘済みだったにもかかわらず、Microsoftは影響を受けるユーザーは少ないと判断して十分な対策を行わなかった。
Microsoftは「Windows 10 October 2018 Update」での問題を教訓としてInsider Programのフィードバックを真剣に受け止めるべきだが、企業のIT担当者はそれをあてにしてはいけない。Windows 10デスクトップ管理者はOSアップデートを会社全体に展開する前にまずテスト用のデスクトップで検証する必要がある。テスト展開でアップデートの不具合が全て見つかるとは限らないが、データ損失などの問題を防ぐのに役立つ。
3. Windows 10への移行を容易に
「Windows 7」のサポートが終了する2020年1月14日が近づいている。まだWindows 10に移行していない企業はそろそろ移行しなければならない。
レガシーアプリケーションの非互換性やアップデートプロセスの問題が発生する可能性を考えると、移行への不安を払拭できない管理者もいるだろう。
移行プロセスにはプリンタ割り当ての問題やデータ損失など、発生する可能性のある問題が多数ある。非互換ハードウェアアドオンが1つあるだけでも、移行後のWindows 10にアクセスできなくなる可能性がある。
Windows 10への移行を適切に行うためにIT担当者が行うべき重要事項が幾つかある。ハードウェアとアプリケーションのインベントリを行うこと、移行に悪影響を及ぼす可能性のあるコンポーネントを含めないこと、重要なユーザーデータを安全な場所に退避しておくこと、少ない数のデスクトップで事前に試験運用を実施することなどだ。
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