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HPのPCをサブスクで使えるPCaaS「HP Device as a Service」とは?PCaaS比較のための基礎知識【第5回】

PCのサブスクリプションサービスであるPCaaSとして、HPが提供するのが「HP Device as a Service」だ。他ベンダーのPCaaSとの違いは何か。その中身を説明する。

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 「PCaaS」(PC as a Service)は、PCのサブスクリプションサービスだ。サービス内容には、PCの提供とPCのライフサイクル管理、セキュリティ対策、復旧、修理などが含まれる。ベンダーによっては、PCaaSを「Device as a Service」(DaaS)と呼ぶ場合もある。

 複数のPCベンダーがPCaaSを提供しており、ベンダーごとにその内容は異なる。本稿は、HPのPCaaS「HP Device as a Service」を詳しく説明する。

そもそも「HP Device as a Service」とは?

 HP Device as a Serviceは、利用可能なデバイスとしてノートPCやデスクトップPCといったPCに加えて、ワークステーション、モバイルデバイスなどを用意している。デバイスの修理・修復サービスや、ライフサイクル管理サービスもそろえる。HP Device as a Serviceの特徴は以下の通りだ(プランによっては一部サービスが利用できない)。

  • 従業員の要望に合わせて、IT部門がデバイスとアクセサリーを組み合わせられる。
  • テクニカルサポートや翌日修理対応サービスが受けられる。
  • AI(人工知能)技術を用いた分析機能でHP製デバイスのリアルタイムの監視と正常性診断を実行可能。これによりデバイスやアプリケーション、使用状況に関する洞察が得られる。
  • ユーザー企業の不注意による損傷に対しても修理サービスが利用できる。

HP Device as a Serviceの料金体系

 HP Device as a Serviceのユーザー企業は、月ごとの課金でデバイスやサービスを利用できる。月額料金はデバイスの種類と台数に基づく。具体的な利用料金は、HPの営業担当者に直接問い合わせる必要がある。


 第6回は、LenovoのPCaaS「Lenovo Device as a Service」を詳しく説明する。

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