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地域の住民にアピールする「ローカルSEO」とは? その簡単な始め方:検索結果のランキングを向上させるための8つのポイント【第9回】
特定の地域で暮らす既存顧客や潜在顧客に自社のWebサイトをアピールするための手法が「ローカルSEO」だ。ローカルSEOを実践するには、まず何をすればよいのか。
自社のWebサイトを検索エンジンの上位に表示させるには、幾つかの工夫が必要だ。検索エンジンの検索結果の上位に自社のWebサイトを表示させるための8つのポイントのうち、8つ目を紹介する。
8.「ローカルSEO」の活用
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連載:検索結果のランキングを向上させるための8つのポイント
- 第1回:検索されやすい「Webサイト」「ブログ」には何が書いてあるのか
- 第2回:検索エンジンで有利に働く「内部リンク」「外部リンク」の張り方
- 第3回:“SEO狙いサイト”を排除するGoogle「ヘルプフルコンテンツアップデート」とは
- 第4回:Webサイトの「SEO」に効果的な「画像」「動画」の使い方
- 第5回:「メタディスクリプション」「ヘッダタグ」とは? SEOの基礎知識
- 第6回:検索に強い“爆速読み込みWebサイト”を構築する方法
- 第7回:検索順位が上がる「モバイルフレンドリー」なWebサイトの作り方
- 第8回:Webサイトで“使ってはいけないキーワード”とは? 検索エンジン高評価のこつ
Googleの地図サービス「Googleマップ」(Google Maps)や地域の情報サイト、検索エンジンのオーガニック検索結果(広告枠を除いた検索結果)に自社のWebサイトを表示させ、地域のエンドユーザーを誘導する――。これがローカルSEO(SEO=検索エンジン最適化)だ。
SEO対策ツールベンダーのBrightLocalが米国の消費者1124人を対象に、2022年に実施したローカル消費者レビュー調査によると、過去1年間に99%の人がインターネットを利用して地元企業について調べたという。地域のエンドユーザーが検索したときに、自社の事業が検索液化に表示されやすくようにするには、以下の施策が有効だ。
- Webサイトに自社のオフィスの位置情報のページを作成する。
- Webページに「ヒューストン」「Web」「制作」など、自社の事業や所在地に関連するキーワードを盛り込む。
- Googleのサービス「ビジネスプロフィール」(Business Profile)を登録する。こうすることで、自社の位置情報や事業内容をGoogleの検索エンジンやGoogleマップの検索結果に表示させることができる。
- ビジネスプロフィールを定期的に更新する。
- 名前、住所、電話番号といった一連の情報が、Webページ間で一貫していることを確認する。
- 地図サービスや口コミサイトに書かれたレビューには、肯定的であっても、否定的であっても反応する。
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