厳格化するフェイクレビュー規制【後編】
偽物か本物か ネット通販の「フェイクレビュー」を見抜く“6つの特徴”
消費者をだます偽の商品レビュー「フェイクレビュー」を見分けるには、どのようにすればいいのか。フェイクレビューの6つの特徴を紹介する。
消費者を欺く偽の商品レビュー「フェイクレビュー」は、消費者や企業にとって深刻な問題だ。人工知能(AI)技術を使って生成したレビューも出現し、消費者が実際に書いたものなのか、それとも偽物なのかを区別することは難しくなりつつある。フェイクレビューを検知する上で重要な、フェイクレビューの特徴を6つ紹介する。
このレビューは本物? フェイクレビューの特徴6選
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連載:厳格化するフェイクレビュー規制
フェイクレビュー対策に乗り出す米国
1.説明文の内容が具体性に欠ける
投稿者の個性が感じられない言葉遣いや、具体性に欠ける説明は、フェイクレビューの特徴だ。肯定的な表現を使っているものの、商品やサービスに関する具体的な説明が不足している場合がある。フェイクレビューは「私」や「私は」などの人称代名詞を過度に使う傾向がある。
2.ありふれた氏名を使用している
フェイクレビューでは、「ジョン・M・ロバーツ」のように「名前・ミドルネームのイニシャル・姓」という構成の投稿者名が散見される。一方、消費者が手入力する投稿者名は、ミドルネームを省略したり、フルネームを記載したりする傾向にある。
「ジョン・スミス」といったありふれた氏名や、文字と数字の羅列で構成される氏名も、フェイクレビュー“あるある”だ。
3.レビューが肯定的過ぎる、もしくは否定的過ぎる
消費者が手入力したレビューは、商品やサービスのよい点と悪い点を併記し、バランスの取れた意見になる傾向がある。一方、「この商品で人生が救われた」といった不自然に肯定的なレビューや、極端に否定的な内容のレビューは、フェイクレビューの可能性がある。
4.レビューの書き方にパターンがある
一部のWebサイトでは、投稿者のプロフィールページからその人が書いた他のレビューを確認できる。その内容から、繰り返し使われているパターンを見抜くことも一つの手だ。
具体的には、同じフレーズを繰り返し使っていないかどうか、全てのレビューで5つ星の評価(肯定的な評価)あるいは1つ星(否定的な評価)を記載していないかどうか、といったパターンに着目する。レビューを1件しか書いていない投稿者も要注意だ。
5.不自然なプロフィール画像を使用している
投稿者のプロフィール画像も、レビューの信頼性を判断する手掛かりになる。プロフィール画像がなく、氏名がありふれたものである場合は注意が必要だ。一方、プロフィール画像が洗練され過ぎている場合、デジタル素材や生成AI(AI:人工知能)を使って生成した画像である可能性がある。
6.文法やスペルのミスが散見される
レビューの文中にスペルミスや文法に関する誤りが複数ある場合、フェイクレビューである可能性がある。
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