NEWS
Twitter利用も守るウイルスバスター2012、Android版も登場
トレンドマイクロは、2012年版のウイルスバスターを発表した。SNSプロテクトションやリポート機能を追加し、クラウド技術による軽快性も強化。紛失・盗難対策などを備えるAndroid版も正式リリースした。
トレンドマイクロは8月25日、個人向けセキュリティ総合対策ソフトの新版「ウイルスバスター2012 クラウド」を発表した。製品名に“クラウド”を添えて2代目となる2012年版は、2011年版と比較してメモリ使用量を42%、フルスキャン時間を48%削減するなど、端末への負荷を軽減。セキュリティ機能の強化として、TwitterやFacebook利用時にリンク先サイトの安全性を確認できる機能などを追加した。
ウイルスバスターは、Web上の評判を基に安全性を評価するクラウド技術「レピュテーション」を基にしたセキュリティ対策ソフト。それにより、端末に掛かる負荷を最小限に抑えながら外部・内部の脅威にリアルタイムに対抗できる点を特徴としている。2012年版では加えて、「SNSプロテクション」や「原因分析リポート」などの機能を追加した。
SNSプロテクションは、Web検索やWebメール、インスタントメッセンジャー上に張られたURLを緑(安全)、赤(危険)、黄色(不正の疑いあり)の3段階で評価し、ユーザーが危険なWebサイトへアクセスするのを防ぐ機能。同社の調べによると、SNS利用者の2人に1人は、友人がSNSで投稿した短縮URL(見ただけでは安全性が識別不可能なURL)を特に気にせずクリックしているという。「この機能で視覚的にURLの飛び先の安全性を確認することで、不正プログラムの感染や成り済まし不正URLが拡散するリスクを軽減できる」(トレンドマイクロ)とする。
なお、同機能はWebブラウザのプラグインとして機能するため、ユーザー側で特別な設定や操作をする必要はない。
原因分析リポートは、検出した不正ファイルの侵入・作成経路を図示する機能。これまでは危険を確認した際にアラートで不正ファイルの存在のみを確認していたが、この機能により、いつ、どのファイルがどこから侵入したのかを把握可能となった。
ウイルス対策と盗難・紛失対策がワンパッケージになったAndroid版
PC向けに加えて、2012年版からはAndroid端末向けのセキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」もラインアップに加わった。これは、5月からβ版として提供していた無償版ソフトに、紛失・盗難対策を加えて有償化ものとなる。
主な機能は、専用Webポータルから端末の位置情報確認やロック、データ削除ができる「紛失・盗難対策」、不正なアプリを検知・削除を促す「不正アプリ対策」、フィッシングなどの不正なWebサイトをブロックする「Web脅威対策」。Android向けのセキュリティ対策ソフト(アプリケーション)は複数ベンダーが発表しているが、ウイルスバスター モバイル for Androidは、ウイルス対策機能とポータル付きの紛失・盗難対策機能をセットで提供している点が特徴となる。
提供開始日は、PC向け、Android端末向けともに9月2日。量販店やトレンドマイクロのオンラインショップで購入できる(オンラインでは既に提供を開始している)。価格(1年版、税込み)はPC向けが5980円。Android端末向けが2980円。両製品の同梱版も用意しており、価格は7980円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社MatrixFlow] 「物流リソース最適化」ガイド:人員・配車・傭車を出庫依頼の確定前に決めきる -
製品資料
[株式会社キーエンス] なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは -
製品資料
[株式会社セールスフォース・ジャパン] 「CRMは設計と無関係」は本当か? PLMとの融合で実現する高速開発 -
事例
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] AIエージェントの時代にどう備える? 「新たな働き手」を支える3要素とは -
製品資料
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] “横並びの自動化”から脱却、AI活用で生産性と競争力を高める秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
2
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
3
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
4
ChatGPTは“検索しまくり”でGeminiは“淡泊”? データが明かすAIの裏側
-
5
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
6
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
7
「結局使わなくなる」Microsoft 365 Copilotを半年で定着 キリンの3施策
-
8
「Wi-Fi 7」経由でWindowsが乗っ取られる? 最高権限奪取の恐怖
-
9
「中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティ運用実態」に関するアンケート
-
10
情報漏えいはなぜ繰り返されるのか 今すぐ見直すべき「境界」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
3
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
8
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー