主要なセキュリティニュースをピックアップ
“アンナ先輩”の「Mirai」がより凶悪に? DDoS攻撃を約50倍に増幅する手口が判明(3/3 ページ)
IoTデバイスの脆弱性対策を盛り込んだUbuntu Core 16
Canonicalは、軽量OSの最新版「Ubuntu Core 16」をIoT向けにリリースした。Ubuntu Core 16は、IoTデバイスの深刻な脆弱性の影響を軽減する目的で、「信頼性の高い定期的なセキュリティ更新」をするようになった。既に使われているパッチ未適用のIoTデバイスの脆弱性を突く攻撃を緩和することはできない。ただし新たなIoTの取り組みに関するセキュリティ確保には貢献できそうだ。
Ubuntu Core 16は、「snap」というパッケージ(Linuxのアプリケーション配布形態)を利用して、アプリケーションや更新プログラムを提供する。Ubuntu Coreは、IoTデバイスやコンテナでの利用を想定し、既にネットワーク機器やデジタルサイネージ、ロボット、ドローン(小型無人飛行機)などに採用されている。
Google、Mozilla、AppleがWoSignの証明書を無効に
Mozilla Foundation、Appleに続いて、Googleが中国の認証局(CA)であるWoSignに“ノー”を突き付けた。GoogleでWebブラウザ「Google Chrome」のセキュリティを担当するアンドルー・ホエーリー氏は、公式ブログで次のように述べている。
Chrome 56からは、WoSignと傘下のStartComが2016年10月21日00:00:00 UTC以降に発行した証明書は信頼されない。それより前に発行された証明書は、条件付きで一定期間、引き続き信頼される。条件は、Chromeポリシーに定められた証明書の透明性に準拠しているか、あるいはWoSignやStartComの顧客であることが知られている限られたドメインに発行されているかのいずれかだ
多くの技術的な欠点や問題から、Chromeは、誤発行から十分に保護されていることをユーザーに保証しながら、既存の全ての証明書を信頼することはできない。これらの変更に伴い、WoSignやStartComの顧客の証明書は、Chrome 56では機能しなくなる可能性がある
Googleは、WoSignとStartComが再びGoogleの“お眼鏡にかなう”可能性がある時期はいつか、また、その可能性があるのかどうかについては、何も言及していない。
SHA-1証明書のサポートが終了
Mozilla、Microsoft、Googleの同様の動きに続いて、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)ベンダーのAkamai Technologiesは2016年末までに、デジタル署名に利用されるハッシュアルゴリズム「SHA-1」のサポートを打ち切ると発表した。同社の最高アーキテクトを務めるエリック・ニーグレン氏は、公式ブログで次のように述べている。
2016年末には、SHA-1を使った証明書の送信は不可能になる(失効した、あるいは無効な証明書を顧客に送信することになるからだ。顧客がSHA-256をサポートしているかどうかは分からないが、失効した証明書はエラーになる可能性が高い)
2016年末(編注: 2016年12月31日)に共有証明書に変更を加えずに済むように、われわれは12月27日ごろからSHA-1証明書を遮断し、常にRSA SHA-256またはECDSA SHA-256証明書を送信するようにする
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