古いハードウェアは残っていませんか?
「Windows 7を使い続ける」、そう心に決めたユーザーが取り組むべき4つのこと
まだ現役で使われ続けている「Windows 7」。なかなかWindows 10にアップグレードできない理由はある。その中、Windows 7を快適に動作して使い続けるにはどうすればいいのだろうか。
Microsoftの「Windows 7」をさらに1年使い続けるためにIT部門がすべきことは特にないように思えるかもしれない。だがOSをただ稼働させることと、快適に稼働させることは大きな違いがある。
Microsoftは2015年1月にWindows 7のフルサポートである「メインストリームサポート」を終了し、企業に最新OS「Windows 10」への移行を促している。だが多くの企業は依然としてWindows 7を使用しており、まだ当分は使い続ける方針だ。Windows 7を使い続けるという選択は、アプリケーションの互換性やIT部門がWindows 10に関して認識しているさまざまな問題が関係しているのかもしれない。あるいは、アップグレードに伴うコストが影響している場合もあるだろう。
理由がどうあれ、まだ多くの企業はWindows 7を現役で使用している。Windows 7をより長く快適に使い続けるためにIT部門が留意すべき点を以下に示す。
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Windows 10を使う人の今後
最新のサービスパックにアップグレードする
Microsoftは公式サポートポリシーにおいて、Windows 7のサポートを継続して受けるためには「Service Pack 1」(SP1)をインストールする必要があると説明している。
MicrosoftはWindows 7のメインストリームサポートを終了したが、2011年2月公開のSP1を適用したWindows 7については2020年1月14日まで延長サポートを提供する。
Windows 7には「Service Pack 2」(SP2)はない。だがSP2に相当するパッケージは存在する。Microsoftは、Windows 7の過去5年分のパッチを一気に適用できる便利なプログラム「ロールアップパッケージ」を発表した。まだWindows 7を使い続けたいという企業は、このロールアップパッケージをダウンロードし、Windows 7 SP1の展開用イメージに追加する必要がある。そうすれば、デバイスのパッチ管理の負担を軽減でき、セキュリティも強化できる。
ハードウェアアップグレードの必要性を検討する
Windows 7を少なくともさらに1年延命するためには、クライアントPCがハードウェアのアップグレードを必要としていないかどうかの見極めも重要となる。MicrosoftがWindows 7をリリースしたのは2009年だ。2009年のクライアントPCを使っている企業は少ないかもしれない。だが少なくとも一部のWindows 7は古いハードウェアで動作しているのではないだろうか。
古くなったハードウェアの性能は、最新ハードウェアには及ばない。古いハードウェアの場合、一部のアプリケーションを実行できないときすらある。IT資産を見直し、ハードウェアアップグレードによってユーザーがメリットを享受できるかどうかを検討するのが得策だ。アップグレードを実施する場合、新しいハードウェアがWindows 7用ドライバを搭載するかを確認する必要がある。もはやそうしたドライバを提供していないハードウェアベンダーもあるからだ。
OS環境を最新の状態にする
Windows 7のライフサイクルを終わらせないためには、何をおいてもまずOSを最新の状態に保つことが重要だ。Windows 7は既にメインストリームサポート期間が終了しており、更新プログラムの提供規模が縮小している。Windows 7へのセキュリティ更新プログラムの提供は続いているが、新しい機能の更新はもうない。ただしWindows 7を最新の状態に保つ方法は他にもある。
Windows 7が提供するツールや機能をもっと最近のサードパーティー製のものに置き換えるというのも、その1つだ。例えば、Windows 7上の古くなったWebブラウザを競合Webブラウザの最新版で置き換えることを検討してみるのも手だろう。
セキュリティソフトウェアを見直す
クライアントPCのセキュリティ対策を見直すことも重要だ。IT管理者が見過ごしがちな問題の1つに、セキュリティソフトウェアのアップデートがある。大半の企業はアンチウイルスソフトウェアやファイアウォールなど、セキュリティ対策にサードパーティー製品を利用している。セキュリティ脅威は常に進化しているので、セキュリティソフトウェアは定期的に最新版に置き換えるか、少なくともパッチ適用によって最新の状態に保つ必要がある。従って、現在使用中のセキュリティベンダーがまだWindows 7をサポートしているかどうかの確認は重要だ。そうしたベンダーがWindows 7のサポート終了計画を発表していないかどうかも確認した方がいいだろう。
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