データセンター設計に欠かせないスキル
仕事で一皮むけたいなら知っておきたい、“5大”データセンター認定資格(2/2 ページ)
MCSE: Cloud Platform and Infrastructure
「Windows Server」のようなOSは多くのデータセンターアプリケーションの基盤となっており、Microsoftのパブリッククラウド「Microsoft Azure」は、コンピューティングとストレージの豊富な選択肢を提供している。
Microsoftの認定資格「マイクロソフト認定ソリューションエキスパート(MCSE): Cloud Platform and Infrastructure」は、古くなった「MCSE: Server Infrastructure」に取って代わることになっている。MCSE資格は、エントリーレベルの「マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト(MCSA)」資格の取得を前提条件としており、MCSE: Cloud Platform and Infrastructureは、クラウド技術、アイデンティティー管理、システム管理、仮想化、ストレージ、ネットワーキングのスキルを保有していることを証明する。クラウド管理者やクラウドアーキテクト、コンピュータサポートスペシャリスト、情報セキュリティアナリストなど、幅広い職種のための認定資格として認められている。
MCSE: Cloud Platform and Infrastructureを取得するには、まず次のいずれかに合格する必要がある。
- MCSA: Windows Server 2016
- MCSA: Cloud Platform
- MCSA: Linux on Azure
- MCSA: Windows Server 2012
いずれかに合格したら、10の選択試験のいずれかを受験する。これらの選択試験は、Azureの実装、Azureのアーキテクチャ、クラウドデータ設計および実装、ビッグデータ分析などに関するものとなっている。
試験はMicrosoftのWebサイトから受験予約をすることができ、受験料は1試験当たり約165ドル。出題数は最大60問で、120~150分で完了する。MCSE資格の再認定を受けるには、通常、3年に1度、再認定試験に合格する必要がある。再認定試験では、該当する技術に加えられた変更が重点的に取り上げられている。
VCP6-DCV
VMwareは大手仮想化ベンダーとしての地位を確立しており、同社の認定資格「VCP6-DCV(VMware Certified Professional 6 - Data Center Virtualization)」は、「VMware vSphere 6」を使用するデータセンター担当者にとって重要な資格だ。
VCP6-DCVは、一般的に、入門的な「VCA(VMware Certified Associate)」資格に続いて取得される中間的な資格だ。取得するには、VMware vSphere 6.0(以下、vSphere 6)について少なくとも6カ月の実務経験を積み、認定トレーニングを受講してから2つの必須試験に合格する必要がある。
この2試験の1つでは、「vCenter Server」と「ESXi」のインストールと構成、vSphereのネットワーキング、vSphereのストレージ、VMとvAppのデプロイと管理、可用性およびリソース管理、基本的なトラブルシューティング、vSphereの監視に関する知識が問われる。もう1つの試験では、vSphere 6のセキュリティやリソース管理といったトピックのより包括的な知識が問われる。
VCP6-DCVのトレーニングコースは、講師が教室で教えるVMwareの他のトレーニングコースとほぼ同程度の受講料(4000ドル超)が掛かる。トレーニングコースの受講は、認定資格取得プロセスの一環として義務付けられている。コースを受講したら、計350ドル近くの受験料を支払い、必須の2試験を受験する。各試験は出題数が65~85問で、90分程度で完了する。「vSphere 5」について「VCP5-DCV」資格を取得済みで、有効期間が残っている場合は、「VCP6-DCV Delta」試験(2V0-621D)にさえ合格すれば、資格をVCP6-DCVに更新できる。このDelta試験は受験料が225ドルで、65問が出題され、約75分で完了する。
VCP6-DCV認定資格の有効期間は2年間となっている。有効期間内に、最新の試験に合格すれば、資格を更新でき、他のソリューショントラックのVCP資格の認定を取得するか、あるいは現在と同じソリューショントラックの上位資格(VCAP)の認定を取得すれば、VCP資格の再認定を受けられる。
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