手遅れになる前に対処すべき3つのポイント
「Windows 10」のセキュリティ対策が台無しに、ユーザーがやりがちなミスとは(1/2 ページ)
「Windows 10」のセキュリティに関しては留意すべき点が多く、基本を見過ごしがちだ。本稿では常に注意を払うべき3つの項目について紹介する。
Microsoftの「Windows 10」は最新のセキュリティ機能を多数備えている。2要素認証を提供する新機能「Windows Hello for Business」や、誰がどのデータにアクセスできるかを管理するためのデータ保護機能「Windows Information Protection」(WIP)などだ。ただしWindows 10とて絶対に安全というわけではなく、小さな欠陥が全てを台無しにする可能性もある。
IT管理者は、小さな問題で全てを台無しにすることが無いよう、Windows 10のセキュリティ対策の基本を真摯(しんし)に実践すべきだ。
アップデートは抜かりなく
Microsoftは、Windows 10や付属のツールを順調にアップデートしている。ただし Windowsの更新管理機能「Windows Update」は失敗することもある。手動で更新プログラムのスキャンを実行して、最新のアップデートが成功したかどうかを確認するのが得策だ。
OSイメージを導入している企業は、イメージを最新の状態に保つため、時々OSイメージを作り直すといい。油断していると、イメージのアップデートし忘れにより、結果的にセキュリティホールを開くことになりかねない。
Adobe SystemsのPDF閲覧ソフトウェア「Adobe Reader」といったサードパーティー製ソフトウェアは、アップデートとパッチの適用が必要だ。多くの企業は、多数のサードパーティー製ソフトウェアを利用している。だがベンダーがソフトウェアをアップデートするタイミングは、予測不能な場合が多いので、IT部門はソフトウェアを最新の状態に保つのに苦労することもある。そのような場合、IT管理者はパッチ管理ツールを導入し、エンドユーザーのデバイスをスキャンして、パッチが適切に適用されていないソフトウェアがないかを確認するといいだろう。
データの暗号化とバックアップ
Windows 10のセキュリティ対策は、暗号化の徹底を図ることも重要だ。「BitLocker」などのデータ暗号化ツールを適切に配備していない企業は、従業員個人を識別できる情報を世界にさらしていることになる。データは全て暗号化する必要がある。
さらにIT管理者は、顧客記録や財務予測といった機密ファイルのバックアップをとっていないエンドユーザーがいないかを確認すべきだ。バックアップされていないファイルが見つかった場合は、労力を要するがワークステーションのバックアップを実行し、セキュリティの穴を埋める必要がある。
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