【連載】IT部門のためのアナリティクス入門 第4回

IoT時代のビッグデータアナリティクスは今までと何が違うのか?(1/3 ページ)

ビッグデータアナリティクスのビジネス活用において、IT部門が果たす役割とは何か。アナリティクスの本質と必要なツールについて、分かりやすく解説します。

前回のあらすじ

仙人の導きによりアナリティクスの本質を理解した、燃える情報システム部門員の私。「データ分析をしたい」というユーザー部門に対し、BI(ビジネスインテリジェンス)などの見える化分析とアナリティクスの違いを説明し、アナリティクス実現に向けて大きく前進しました。「Apache Hadoop」やデータベースの専門知識がないユーザー部門担当者でもツールの活用により、簡単にHadoopでデータマネジメントができることを知る一方で、IT部門の新たな役割である「データスチュワード」の重要性に気付きました。最近、ユーザー部門から問い合わせが多い「IoT(モノのインターネット)」についても興味があるのですが、従来のビッグデータとの違いがいまひとつ分からず……。

 せ、仙人! どうしてそんな激流の中に突っ立ってるんですか? あ。やっぱり仙人たるもの、たまには修行とかしちゃうんですか?

激流

 相変わらず、残念なほどに読みが浅過ぎるのお。おぬしが前回、「IoTデータの分析って、今までのビッグデータ分析と何が違うんですかね」などと、のんきな質問をするから、体を張ってその違いを表現してやっておるんじゃ。おぬし、そもそもIoTとは何じゃと思う?

 はい、はい、はい! 私、知ってます。「Internet of Things」。つまり、いろんな「モノ」がインターネットにつながるってことですよね。冷蔵庫とか、電気メーターとか、車とか、工場設備とかまで、インターネットに接続しちゃうらしいですよね。

 ただ、モノがインターネットにつながって、何が変わるのかなあっていうのが、いまひとつ分からないんです。あと不思議なのは、ユーザー部門の人たちからIoTの話が出ると、決まって「人工知能(AI)」だの「マシンラーニング」だの、アナリティクスの話題が出てくるんですよね。あれ、そこ何でつながるの? って。

 こらこらこらー! 全くもって表面的過ぎて、IoTの本質をちっとも理解できておらんじゃないか! IoTが真価を発揮するためのキーワードは、ずばり、この3つじゃ。

  • Sense:現実空間のデジタル化
  • Understand:データの理解
  • Act:現実世界を最適化する行動
印刷する
SNSでシェア

IT部門のためのアナリティクス入門

ビッグデータアナリティクスのビジネス活用において、IT部門が果たす役割とは何か。アナリティクスの本質と必要なツールについて、分かりやすく解説します。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

小林 泉
小林 泉

SAS Institute Japan株式会社でビッグデータ・アナリティクスのプロジェクト経験を踏まえ、Hadoopソリューションなどの新製品展開の担当を経て、現在は事業企画を担当。最近、仙人になろうと掃除機をインターネットに接続してみたりしている。

大島玲子
大島玲子

SAS Institute Japan株式会社でB2Bマーケティングのキャンペーン企画/管理を担当。愛犬と一緒に、サッカー観戦をするのがお気に入りの時間。最近、IT部門に興味津々。

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー