購入プロセスに入る前に検討しておきたい
人材管理(HCM)ソフトウェアに必要な機能と5つのチェックリスト(2/2 ページ)
人材管理ソフトウェアの機能チェックリスト
新しい人材管理システムを購入する場合、残りの機能を単独で追加購入する可能性は低い。ただし、スイートを組み立てるため、上記の箇条書き項目の2つか3つの中核モジュールから検討を始めることはよくある。
一般に、各機能に求める際に差別化要因となる特徴は以下の通りだ。
雇用と人材確保
採用では、面接時とソーシャル活動でのスキル評価に重点を置く。面接時の調子の良い受け答えや履歴書の内容をただ信用するのではなく、雇用前に応募者のスキルを見極めることで、より優れた従業員を獲得できる。企業が、積極的にソーシャルネットワークを利用し、テクノロジーを使ってソーシャルネットワークでの推薦を集めることができれば、適格な応募者を見つけやすくなる。
社内コラボレーション
社内コラボレーション機能は既存のソーシャルネットワークやコミュニケーションのシステムと同じように思える。例えば、Microsoftの「Yammer」やJive Softwareの「Jive」、Cisco SystemsやAvayaが提供するシステムがこれに当たる。購買担当者は、既存の社内システムとの比較で、人材管理スイート内のコラボレーションツールの差別化要因に注目する必要がある。これには従業員の関与を評価し、改善するための機能も含まれる。
報酬管理
報酬管理は以前にも増して難しくなっている。変動型の報酬方式や、臨時労働者への報酬、代替の報酬手段が広まっているためだ。これらのユースケースに対処するためには、特に販売パフォーマンス管理をサポートしているベンダーを選ぶことが必要になる。それにより、報酬を効率的に管理するのに欠かせない柔軟性が得られるだろう。
パフォーマンス管理
パフォーマンス管理は、基本的な目標管理や年次見直しの追跡だけにはとどまらない。ソーシャルネットワークやゲーミフィケーション(ゲームの要素を組み込んだ活動)でのコミュニケーション、継続的なコーチングなどが範囲に含まれる。企業が収集したデータと企業の業績管理システムやその他の企業データソースの統合を求める場合は、パフォーマンス管理ソフトウェアのカスタマイズが必要になることもある。
後継者育成管理
特定の役割を担う後継者の教育と準備をしている場合、その後継者のリーダーとなる人物が、その役職を補うためのスキルを取得している必要がある。これは、特定の役割を持った従業員がなんらかの事情で企業を去った場合でも、企業に及ぼす影響を少なくするためだ。管理側(リーダー)と運用側(後継者)の両方で対策することが望ましい。
ここで取り上げた機能を念頭に置けば、自社や既存のテクノロジーインフラに基づき、はるか先を見越して戦略的な決断を下す準備が整っていることだろう。ここまですれば、ようやく企業は人材管理システムの購入プロセスを検討することができる。
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