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AI時代の人材活性化策「マインドフルネス」とは? GoogleやSAPが実践(2/2 ページ)
パフォーマンス向上効果に焦点を当てる
役員にマインドフルネスプログラムについて説明する際は、従業員のパフォーマンスに焦点を当て「マインドフルネスと、リーダーシップの発揮に役立つ社会的知性との相関を示す、科学的研究を引用するとよい」とボステルマン氏はアドバイスする。
マインドフルネスは、感情的知性とも相関している。AIテクノロジーを導入すると職場は急速な変化を遂げ、それに伴い混乱が生じ、先行きが不透明になりかねない。感情的知性は、管理職や従業員がこうした状況を乗り切っていくのに役立つ。
「欠点を直すことよりも、潜在力を高めることに力点を置かなければならない」とボステルマン氏は語る。「マインドフルネスは弱者の救済ではなく、人が最大限の力を発揮するのに役立つものだと示す必要がある」(同氏)
職場でのマインドフルネスプログラムは、ストレスの緩和に効果を発揮する。ただしパフォーマンスを高めたいと考える従業員は、これをメリットだと感じないことがある。マインドフルネスプログラムを健康プログラムと位置付ける企業は少なくない。だがこのことが、参加の機運に水を差すことになりかねないのだ。
ボステルマン氏の見立てでは、テニス界のスターでマインドフルネスを信奉しているノバク・ジョコビッチ選手のような人物が体現しているパフォーマンス上の効果を強調するアプローチの方が、健康問題を抱えていない業績優秀者の興味を引き付けるという。
マインドフルネスプログラムは、ビジネス環境における変化のペースの速さに付いていくために、企業が対処する必要があるメガトレンドだとボステルマン氏は考えている。「まだ手を着けていない企業が考えるべきなのは、マインドフルネスプログラムを実施するかどうかではない。今すぐ始めるか、後で始めるかだ。いずれにしても、先行している他社を追い掛けなければならない」(ボステルマン氏)
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