配信方式、アプリの種別、使用感、セキュリティ……
アプリケーション仮想化ツール選びはここを見よ 重要な6つの検討事項
アプリケーション仮想化ツールを選択する際には、使用しているアプリケーションのタイプを把握し、自社に必要なセキュリティのニーズなどを認識しなければならない。6つの重要な検討事項をまとめた。
アプリケーション仮想化製品の市場を調査するに当たって、IT担当者は自社にとって本当に必要な機能は何かを判断しなければならない。最終的には、製品の選択は自社のニーズや自社特有の環境、そしてIT担当者が達成しようとしていることによって決まる。
アプリケーション仮想化製品について、どれを使用するか決める際にIT担当者がまずやることは、必要な機能を検討し、「必要なアプリケーションを、必要な時に、働く場所にかかわらず、確実に利用させるために必要なものは何か」を見極めることである。ユーザーが個人情報や機微情報を危険にさらすことなくアプリケーションを利用できるようにもしなければならない。
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「アプリケーション仮想化」と「デスクトップ仮想化」の違い
VDIの技術を比較
アプリケーション仮想化製品の選択において重要な検討事項とは
ストリーミング方式かリモート方式か
ストリーミング方式の仮想化を利用した場合、ユーザーがこのアプリケーションを起動することで、このアプリケーションの全てまたは一部がクライアントデバイスで実行される。一方で、リモート方式の仮想化を利用した場合、このアプリケーションはサーバで稼働し、ネットワークを通じて提供される。これはVDI(仮想デスクトップインフラ)における仮想デスクトップの動作に似ている。
仮想化したいアプリケーションのタイプ
IT担当者は、仮想化したいアプリケーションのタイプも決定しなければならない。古いビジネス向けアプリケーションに加えて、WindowsアプリケーションやLinuxアプリケーションなども検討対象になり得る。
加えて、IT担当者は特定のアプリケーションを他のアプリケーションとは分離して実行する必要があるのか、WebベースのアプリケーションまたはSaaS(Software as a Service)のアプリケーションを仮想化する必要があるのかも検討すべきだ。さらに、現在、そして近い将来にサポートする必要のあるアプリケーションのタイプを全て確認しておくべきでもある。それらが判明すれば、IT担当者はどのアプリケーション仮想化製品を使用すればそれらのアプリケーションをサポートできるのかを見極められる。
アプリケーションの配信方式
リモート方式のアプリケーションをサポートしているアプリケーション仮想化製品は通常、このアプリケーションをユーザーのデバイスに配信するためにリモート表示プロトコルを使用する。リモート表示プロトコルは性能や機能がまちまちであるため、IT担当者は自身が選択したアプリケーション仮想化製品が用いるリモート表示プロトコルがその特有の要件を満たしていることを確認しておくべきだ。
Citrix SystemsやVMwareをはじめとする主要な仮想化ベンダーの大半は仮想デスクトップと仮想アプリケーション両方の配信をするための高度なリモート表示プロトコルを提供している。
ユーザーエクスペリエンス
IT担当者はユーザーエクスペリエンス(UX)を常に第一に考えなければならない。IT担当者が選択するアプリケーション仮想化製品は性能と可用性の両方を満たさなければならない。
先ほど紹介したリモート表示プロトコルはUXにおいて重要な役割を担うが、ベアメタルサーバまたは仮想サーバでアプリケーションを実行できることなどといった、他の要素でも重要な役割を果たす場合がある。IT担当者は、選んだアプリケーション仮想化製品がユーザーの生産性を低下させたりユーザーを余計にイライラさせたりすることなく確実にアプリケーションを配信できるのか、この製品を徹底的にテストすべきである。
セキュリティ要件と運用要件
IT担当者はコンプライアンス(法令順守)と規制の問題を考慮に入れて、保存データと実行データを保護するためにどの程度の保護が必要かも取り決める必要がある。加えて、IT担当者はこの製品がそのプラットフォームやプラットフォームのアプリケーションとデータをデプロイ、メンテナンス、拡張するに当たってどの程度うまく運用できそうかという観点から、自社の運用ニーズを満たせるかも確認しておくべきだ。
バックエンド部分のサポートと統合
選択したアプリケーション仮想化製品は、ファイルサーバまたはユーザーデータストア、ディレクトリサービスなど必須のバックエンドシステムに対応し、統合できていなければならない。仮想デスクトップと仮想アプリケーションの両方を提供するつもりならば、IT担当者はそれら2つのシステムが互いにどの程度うまく統合されるかも考慮に入れておくべきだ。
さらにIT担当者は、このクライアントソフトウェアが対応している全てのユーザーデバイスで実行できるかどうかも確認しておくべきだ。例えば、クライアントソフトウェアの「Citrix Receiver」なら、WindowsやLinux、macOS、Android、iOSなどのOSで実行できる。
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