まだストレージクラスメモリ普及前夜

SCM搭載ストレージの市場投入で見えてきた革新の可能性

HPEとDell EMCによるSCM搭載ストレージの市場投入によって、ストレージアーキテクチャが新たな段階に突入する。

 2018年12月中旬、HPEは「3PAR」アレイと「Nimble」アレイにストレージクラスメモリ(SCM)を搭載すると発表した。ストレージのアーキテクチャが新たな段階に突入すると同時に、ストレージパフォーマンスに変革が起こる可能性が見えてきた。

 HPEの動向は「新世代アプリケーション」(分析企業IDCによる定義)の登場を受けたものだ。新世代アプリケーションは、分析、人工知能(AI)、機械学習を中心とする、(ほぼ)リアルタイムの処理が必要なアプリケーションを指す。

 トランザクション処理など、最もパフォーマンスが重視されるアプリケーションは遅延時間がナノ秒単位のキャッシュやDRAMに作業データセットを保持しなければならなかった。

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